灯かりのいえなみ協定はグッドデザイン賞とキッズデザイン賞を受賞しています。
夜の帰宅時、あたたかな灯りの灯るわが家を見たときの安心感とともに、この美しい景観がわがまちへの誇りと愛着をもたらしてくれます。
『永く暮らす住まいと街だからこそ、いつも美しい景観が楽しめ、安心して暮らせる場所であってほしい』という想いで生み出された「灯かりのいえなみ協定®」。 防犯対策は元より、住民が皆でつくる住環境としてわがまち意識を育て、コミュニティの醸成を図ります。ポラスの分譲住宅ではスタンダードとなったこの協定の締結を皆様にお願いしております。
地域のランドマークとなる
連続性のある夜間景観
暗くなると玄関ポーチ灯、庭園灯、門柱灯などが自動点灯。 街の沿道を明るく照らすとともに、夜道の足元も明るくなり、安全性が高まります。お住まいの方々の協力によって光の届かない通りを作らないようにする「ライティング計画」。夜の帰宅時、あたたかな灯りのともるわが家を見たときの安心感とともに、この美しい景観がわがまちへの誇りと愛着をもたらしてくれます。
一般的な戸建住宅の単独の防犯対策では、人感センサーやセキュリティシステムなどを個別で導入するケースがほとんどです。ポラスは街全体の調和を第一に考え、協定によって手間無く自動点灯するライトアップ計画を街のルールとしております。
<灯かりのいえなみ協定書>
各住民と協定を取り交わすことで住民同士の意識向上を誘発させ、良好なコミュニティの創出と防犯の目を育てております。
あたたかみのある光源のライトアップはシンボルツリーを照らし街並みを彩りながら、ひいては防犯対策に貢献しております。
全ての照明に環境にやさしく長寿命なLED照明を採用しております。虫が集まりにくく、ランニングコストも大幅に削減できます。
各住戸の外灯の個別スイッチをなくし、
明暗センサーを介した外灯を3〜5カ所設置しています。
街全体の灯かりの配置や色まで統一させ、夜間の景観を持続可能としています。
MOVIE
< Short version 1:04 >
< Long version 2:32 >
WORKS
2004年の導入から
20,000戸以上の住宅で採用。
2004年の導入から19年で、ポラスグループが手掛ける新築分譲住宅地20,000戸以上の灯かりを灯してきた協定です。住民からは「夜も街灯がついているので明るい」「家族も安心して暮らせる」などの好評をいただいており、 ポラスグループでは、ほぼ標準仕様の取り組みとなっています。
FAQ
Q.灯かりのいえなみ協定®︎の目的は?
A.防犯対策と夜間の美しい景観形成の2つの目的があります。
玄関ポーチ灯・門柱灯などの照明(常夜灯)にかかる事項を協定することによって、分譲住宅地にお住まいになるお客様が相互に協力することを確認し、分譲住宅地全体で取り組んで頂く事を目的としています。
Q.灯かりのいえなみ協定の有効期間は?
A.お引渡日から電気のブレーカーを上げて頂きます。原則、廃止はできない協定の為、有効期間はありません。
Q.常夜灯の電気代は誰が払うの?
A.常夜灯の照明器具はお客様の所有物になる為、その照明器具の管理・電気代の支払いはお客様自身で行って頂きます。
Q.常夜灯の電気代はいくらくらい?
A.お客様が利用の電力供給会社との契約内容によって異なりますが、全箇所LEDを採用しておりますので1ヶ月150円前後とお考えください。
Q.常夜灯の電気代はいつから払うの?
A.電力会社の名義変更をされた月の最初の電気代の支払いからご負担頂きます。
Q.常夜灯が切れたらどうするの?
A.常夜灯の照明器具はお客様の所有物になる為、常夜灯の点灯が切れた場合は、色温度が低い電球色の照明器具に速やかに交換を行って頂きます。
Q.常夜灯が点灯されるタイミングは?
A.外灯は、建物の南方向軒下に設置された明暗センサーが感知することで夕刻から明け方にかけて点灯されます。 点灯時間等は、建物形状および配置の条件によって多少異なります。
Q.常夜灯を撤去して良いの?
A.常夜灯を撤去しないことが協定内容に記載させております。また、取り付け位置の変更をする場合は、中央グリーン開発株式会社と協議して頂く必要があります。
Q.灯かりのいえなみ協定®︎の内容変更はできるの?
A.まずは分譲住宅地にお住いのお客様(協定区域内の土地所有者)全員の合意を頂く必要があります。その上で中央グリーン開発株式会社と協議させて頂きます。
受賞対象名:分譲住宅における照明計画の取り組み [灯かりのいえなみ協定]
▼審査委員の評価
我々は、商業施設などで照明のもつ様々な機能や効果を知りながらも、自分の家を照らす照明については無頓着であることが多い。また照明による防犯効果を考える際には、地域で協調して取り組まなければその効果は小さい。これは分譲住宅の購入時に結ぶ協定により、その地区内の住民が、各々の門柱灯・外壁灯・庭園灯などを常夜灯として灯す約束を締結する「しくみ」である。大変ユニークなしくみだが、協定によりこれを実現するのには合理性があり、継続性も高い。空き家問題や世帯の高齢化により治安悪化が懸念される今日、このような仕組みが広く普及することが望まれる。